キックペダル造句

• キックペダルを一度完全に上まで戻す。
• キックペダルは、DW DRUMS社製：9000シリーズ。
• キックペダルを一気に下まで勢いよく踏みおろし、エンジンを始動させる。
• 勢いよく跳ね上がったキックペダルで脛などを強打すると、最悪の場合には骨折に至るので注意が必要である。
• それを防ぐ為にも、キックペダルを踏みおろす際にはためらいなく力を込めて、勢いよく下まで踏みおろすことが重要である。
• エンジンが始動した瞬間にその回転力がキックペダルまで逆に伝達されてしまうと、ペダルが勢いよく跳ね上がり、踏みおろすのに使っていた脚に怪我を負う可能性がある。
• キックペダルが踏みおろされると、その運動が歯車(ギア)などを介してクランクシャフトを回転させ、それがピストンの上下往復運動を起こしてエンジンの始動を促す仕組みである。
• このクランクシャフト逆転によるキックペダルの跳ね上げは、俗に「ケッチン」などと呼ばれ、圧縮比が高いエンジンや、気筒あたりの排気量が比較的大きいエンジンで起こりやすい。
• 人力による操作であり、起動トルクは大きくないのでそれを補う為に、キックペダルのレバー部を長くしてレバー比を高めたり、伝達ギアで減速することでトルクを高めたりしている。
• キックペダルを軽く何度か踏み込み、単気筒エンジンならその気筒、多気筒エンジンならいずれかの気筒で、「ピストンが圧縮上死点を少し過ぎた位置」までクランクシャフトを回しておく。
• キックスターターは、エンジンに取り付けられた「キックペダル」や「キックレバー」と呼ばれる足踏み式のレバーを踏みおろすことでエンジンを始動させる、人力のエンジン始動装置である。
• これを防ぐ為に、キックペダルを踏みおろされた時だけその駆動力がエンジン側へ伝わるようにラチェット機構やワンウェイクラッチが装備され、ペダルが上がる(戻る)為には弱い戻りばねが装備されることが多い。
• キックペダルを一気に下まで踏みおろす際に、踏み込みに勢いが足らなかったりして一番下まで踏みおろす前にペダルが途中の位置で止まってしまうと、ペダルが勢いよく跳ね上がる「ケッチン」が起こる可能性がある。
• キックペダルを踏みおろす操作は操作する者の体重を使って勢いよく行なうのが普通であり、サイドスタンドやセンタースタンドを立てた状態で操作しているとその取り付け部分(付け根)に大きな負荷(衝撃)を掛ける。
• 人力によるエンジン始動装置という意味では自動車におけるクランク棒によるエンジン始動と同じだが、クランク棒は着脱式がほとんどでその操作は手で行なうのに対して、キックペダルは据え付け式がほとんどでその操作は足で行なうという違いがある。
• ヤマハ?SR等のように目視確認できるインジケータや圧縮上死点を乗り越えやすくする為のデコンプレバーが装備されているものもあるが、多くの場合では、キックペダルが軽い踏み込みでは動かなくなる位置を少し過ぎたあたりがその位置である、といった曖昧なものである。
• なお、キックペダルからクランクシャフトまでの伝達経路の途中に変速用クラッチを介しているかどうかで、キックスターターはプライマリ式キックスターター(primary kickstarter)とセカンダリ式キックスターター(secondary -)の2種類に分けられる。
• キックスターターでの始動操作(後述)のうち、キックペダルを一気に下まで踏みおろす際に、踏み込みに勢いが足らなかったりして一番下まで踏みおろす前にペダルが途中の位置で止まってしまうと、ピストンが圧縮上死点を越えられずに、それまでの圧縮圧力が逆作用してクランクシャフトが逆回転し、その力でキックペダルが勢いよく跳ね上がるという現象が起こる。
• キックスターターでの始動操作(後述)のうち、キックペダルを一気に下まで踏みおろす際に、踏み込みに勢いが足らなかったりして一番下まで踏みおろす前にペダルが途中の位置で止まってしまうと、ピストンが圧縮上死点を越えられずに、それまでの圧縮圧力が逆作用してクランクシャフトが逆回転し、その力でキックペダルが勢いよく跳ね上がるという現象が起こる。
• クランク棒での始動操作は屈んだ姿勢で手で行なう為に、万一クランクシャフト逆転が起こるとクランク棒で腕や胸などを強打し最悪の場合には死に至る可能性があったのに対して、キックスターターでの始動操作は車両にまたがった状態で行なう為に、万一クランクシャフト逆転が起こってもキックペダルが強打するのは脚であり最悪の場合でも骨折する程度で済むからである。